長く働き続けることが、確かな成果につながる会社です。
総務部 人事担当橋本友美
MESSAGE03
総務部 人事担当橋本友美
働きやすい環境づくりについて、私たち増永眼鏡は、「教育体制」「評価方法」「支援(サポート)」という3つのポイントでとらえています。まず「教育体制」について。入社後は、最初に会社の考え方を深く理解し、価値観をひとつにした上で、各業務にあたります。企画から販売までの多様な工程を経験する中で、各工程の細かな知識や技術の習得とともに、めがねづくり全体をトータルに見つめるスキルを身に付けていきます。
私たちの教育のルーツをたどると、創業当時に行き着きます。めがね産業黎明期、創業者・増永五左衛門は、社員が日中の仕事を終えた後に読み書きやそろばんを教えたと伝わっています。機械については、使い方から修理方法、安全に使うための道具である「治具」の作成まで、全て自分で行うことを目指して、技術を伝えました。全体工程の管理を行うために、自分で全て管理することを目指したのです。一から勉強しないと何も始まらない状況から、めがねづくりの全てを行う会社をつくりあげた経緯は、当社の基本姿勢として生きています。
次に「評価方法」について。私たちは、仕事を数字のみで評価しません。増永眼鏡のものづくりは、企画から販売に至るまでの全工程における力がひとつになって行われています。たった1本のめがねも、社員全員によって生み出されていると考えています。
会社全体で実施していることが重要なので、例えば、ひとつの部署でひとりの社員が成果を上げることに、大きな価値を見出さないのです。むしろその成果が、今後、その部署の社員全員の活躍にどうつながっていくか、持続していけるかどうかを評価します。200人規模の企業だからこそ、全ての社員のがんばりを把握し、光を当てることができると考えています。
「支援(サポート)」のひとつとして、当然のことがながら子育て支援にも取り組んでいます。育児休業制度を設けているだけでなく、そもそも業務の内容が日々新しくなる仕事なので、スムーズに職場復帰できるようになっています。有休休暇については、できるだけ取得しやすい環境づくりを行っています。仕事の量が偏らないようにする仕事の平準化を実施し、誰かが休んだからといって、誰かに仕事のしわ寄せが生まれないようにしています。
また、1時間だけや午前中だけなど、時間単位で休みを取得することも可能となっています。子どもの行事などに参加しやすく、気分転換にもなるので、仕事のメリハリをつけることにもつながるのではないでしょうか。目指すべき働く環境は、時代に合わせて変わっていきます。人をつくる会社として、当社は常に社員の気持ちを汲み取り、皆さんが安心して働き続けられる体制を整えていきます。